- 2024年10月30日
バレンタインチョコレート
バレンタインにチョコレートを贈るのは日本独自の習慣ですが、あげたりもらったりするのはうれしいものですね。
かわいく成形された色とりどりのチョコレートは、見ているだけで楽しい気持ちになります。
今回はこのチョコレートについて栄養面から考えてみましょう。
チョコレートの成分
チョコレートの主原材料はカカオマスとココアパウダーです。
砂糖や粉乳は本来は含まれていません。
チョコレートに含まれているポリフェノールには抗酸化作用があり、老化や様々な病気を引き起こす活性酸素を抑えてくれる働きがあります。
また、糖質の吸収をゆるやかにして、食後の血糖値の急激な上昇を抑える働きのある食物繊維も含まれています。
チョコレートにはいろいろな種類がありますが、砂糖の少ないダークチョコレートがダイエットには適しています。
ダークチョコレートに関する研究では、
- 血圧
- インスリン抵抗性
- 心疾患
を減らす効果がある、とされています。
中でもインスリン抵抗性を減らす効果は、ダイエットにとっては注目に値します。
糖質をとると、血中のインスリン濃度が急激に上昇します。
インスリン値が高くなると満腹信号を出すレプチンの働きが阻害されてしまいます。
このインスリン値が高い状態が続くとインスリン抵抗性ができて、食欲が止まらなくなります。
チョコレートにこのようなインスリン抵抗性を減らす効果があることはうれしいですね。
チョコレートのとり方
チョコレートは私たちにとって心強い味方と言えますが、砂糖がたっぷり入ったミルクチョコレートのようなものはダメです。
カカオの恩恵に預かりたくても、カカオの含有量が少なくそれを上回る量の砂糖が入っているので、インスリンの分泌を促してしまいます。
チョコレートを食べた時の幸せな気持ちは、砂糖によるものだけだとしたら、注意しなければなりませんね。
ダイエットをするならば砂糖菓子と変わらないミルクチョコレートより
カカオ70%以上のダークチョコレートを選ぶようにしましょう。
もう一度繰り返しますが
甘いチョコレートは、チョコレートでなく砂糖菓子
と思うべきです。
ダイエットのためには、全てをあきらめるのでなく、ちょっと選ぶものを変えてみる、という工夫をするといいですね。
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この記事は私が書いたよ!
柚木雅子 パーソナルランニングコーチ / 女性
50代市民ランナー。パーソナルランニングコーチ。 40歳をすぎた頃から起き上がれないほどの腰痛に悩まされ、運動不足を解消するためにウォーキングを始めました。 そこからランニングに移行し、今ではマラソン自己ベスト3時間19分。 ランニング超初心者のみなさん、シニアランナーのみなさん、楽しくいっしょに走りましょう。 ウォーキングだけでももちろんOK。 楽しく体を動かして健康的な体をつくりましょう。