- 2024年9月8日
体幹とは
体幹とは体のどこの部分でしょうか。
「ああ、腹筋、背筋ね」と言われるかもしれません。
しかし、それだけではありません。
体幹とは、首から下の手足を除いた部分、つまり胴体です。
胴体なので、腹筋、背筋のみならず、胸筋なども入ります。
体幹を鍛える意味
体幹がしっかりしていると、正しい姿勢を保つことができます。
正しい姿勢を保つことができないと、肩こり、首こり、腰痛、猫背、内臓の不調など様々な不調の原因になります。
そういうことから、体幹を鍛えることは大切です。
体幹トレーニング
体幹トレーニングと聞くとどんなエクササイズを思い浮かべるでしょうか。
- 腹筋(シットアップ)
- うつ伏せで上体そらし
- プランク
- いすのポーズ(空気椅子)
など、体幹トレーニングには様々あります。
これらのエクササイズができるのであれば継続してやるといいでしょう。
しかし、実際のところ、運動不足で筋力が低下した中高年にはこれらのエクササイズがほとんどできない、という方も多いのではないでしょうか。
腹筋やうつ伏せからの上体そらしをすると、腰が痛い
プランクやいすのポーズは10秒もできない、できているつもりが正しいやり方になっていない
などという理由で、続けようと思っても続けることができない
という、そもそもの問題があるのではないでしょうか。
少なくともわたしの場合はそうでした。
どれもこれも筋力がなさすぎてできないのです。
実はこれらのエクササイズをやらなくても、普通に生活するのに困らないくらいの体幹力をつけることはできます。
何をすればよいか?
それは
正しいやり方でウォーキングをする
のです。
お腹とお尻を締めて、少し息が上がる程度の速度でやや大股に歩く
これを継続します。
普段の生活の中でも、気がついたらお腹とお尻を締めるようにします。
ドローインです。
これだけでも、腹筋と背筋はできてきます。
わたしはただ歩いているだけなのに、お腹が固くなってきて、腰痛がなくなってきた時の感動を忘れることができません。
この状態になって初めて他のエクササイズをやってみようか、という気持ちになりました。
人間の基本的な動作は歩くことです。
まず、姿勢よく正しく歩けること
これを優先して生活すれば、他のエクササイズができる体になっていきます。
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この記事は私が書いたよ!
柚木雅子 パーソナルランニングコーチ / 女性
50代市民ランナー。パーソナルランニングコーチ。 40歳をすぎた頃から起き上がれないほどの腰痛に悩まされ、運動不足を解消するためにウォーキングを始めました。 そこからランニングに移行し、今ではマラソン自己ベスト3時間19分。 ランニング超初心者のみなさん、シニアランナーのみなさん、楽しくいっしょに走りましょう。 ウォーキングだけでももちろんOK。 楽しく体を動かして健康的な体をつくりましょう。