自分の姿勢について知っていますか

あなたは自分の姿勢がどんなふうになっているか自覚されていますか?
なかなか自分では気がつかず、人に言われて左右の肩の高さに違いがある
とか
猫背になっている
とか
O脚だ
などと気づくかもしれません。
一度動画に撮ってもらって日頃の姿勢と歩く様子を客観的に見てみるといろんな気づきがあるでしょう。
不良姿勢のパターン
下のイラストを見てください。

左がよい姿勢
真ん中は猫背
右は反り腰
です。
よい姿勢
よい姿勢は
頭のてっぺんから足まで一直線です。
背中はゆるやかなS字のカーブを描いています。
肩関節の位置もその直線状にあります。
猫背
猫背は骨盤が後ろに傾いています。
そのため、背中が丸くなり反対に胸が縮んでいます。
胸が縮んでいるので下腹が前に出ます。
すると太ももの前が張ります。
肩の位置も前に出ています。
ストレートネックになり、顔も前に出ています。
反り腰
反り腰は骨盤が前に傾き、腰が緊張してお尻が出ます。
胸が前に出て、一見よい姿勢のように見えますが、やはり体に緊張があり背中が張るなど体に負担がかかります。
肩の位置も前に出ています。
悪い姿勢になる要因
悪い姿勢は日頃のちょっとした姿勢やクセが慢性化してできます。
長年の体の使い方のクセが不良姿勢となっているのです。
最大の原因としては次のことが挙げられます。
同じ姿勢を保ち続ける

最近は「座りすぎ」を言われることが多くなりましたが、座りすぎに限らず、同じ姿勢を長時間とり続けることが最も大きな要因です。
一般的に毎日4時間以上同じ姿勢で座り続けると、猫背になっていきます。
悪い姿勢の方がその時は楽に感じられるため、最初はよい姿勢でいても次第に悪い姿勢になっていきます。
人間はじっとしているようにできていない
人間も本来動物です。
じっとしていては獣や敵に襲われる危険があります。
常に動けるようになっているのが本来の姿なのです。
同じ姿勢でじっとしているように見えても、実際は細かく動いてその姿勢を保っています。
しかし意識的に動かないようにすると、
ある筋肉は縮んだまま
ある筋肉は伸びたまま
の状態が続きます。
これが硬くなって悪い姿勢をつくっていきます。
姿勢をよくするには
まず自分の姿勢に気づく
冒頭でも述べましたが、最初にすることは
客観的に自分の姿勢がどのようになっているか知ること
です。
ただ猫背だ、反り腰だ、というのではなく
骨盤の位置
肩の位置
足の曲がり具合
など細かく観察しましょう。
横から見ることも大切です。
歩き方も動画に撮ってみてみましょう。
こんな歩き方ではない!と認めたくないかもしれません。
骨盤の傾きを正常な位置に戻す
悪い姿勢の場合は骨盤が傾いています。
左右の高さが違うこともあります。
壁にかかと、頭、背中を着けて、腰と壁の隙間がどれくらいあるかチェックしてみましょう。
手が半分ほど入ればOKです。
入りすぎてもあまり入らないのもダメです。
チェックしたら次のエクササイズをやりましょう。
- 床の上に仰向け姿勢になります。
- おへそを床に近づけるような意識でお腹に力を入れます。腰と床の隙間を埋めるようにします。
- そのまま30秒程度キープします。
- 数回繰り返す
この時深く息を吐くようにします。
「ドローイン」と呼ばれる筋トレでもあります。
腹筋などお腹の周りの筋肉を鍛えることができ、正しい骨盤の位置をキープすることができるようになります。
日頃から
立っていても座っていても何か作業をしていても、お腹とお尻をキュッと締めることを習慣にしましょう。
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