糖尿病・高血圧がある人は手術のリスクが高まる | ヘルシーランニング

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肥満の人の手術

わたしの知人で、アキレス腱を切って手術をしなければならなくなった人がいました。

ところがその人は100㎏を超える肥満で、お医者様に「100㎏を切らなければ手術はできない」と言われたそうです。

糖尿病気味で、手術時に感染症など様々なリスクがあるからだそうです。

その知人は手術をしないと困るので、がんばって減量して1か月後に手術を受けることができました。

糖尿病の人のリスク

糖尿病については別項で触れました、

糖尿病の人は全身の動脈硬化があります。
動脈硬化があると、内臓も含めて血の巡りが悪くなっています。（血行障害）
また、神経の異常や免疫力が低下しています。

• 脳梗塞
• 心筋梗塞
• 心不全
• 腎機能障害
• 感染症

などのリスクが高まります。
感染症は手術の傷跡からもあるので注意が必要です。

高血圧の人のリスク

高血圧の人も動脈硬化が進行していると考えられます。
普段血圧の高い人が手術を受けると、急激に血圧が下がります。
普通の血圧の人に比べて、下げ幅が大きいので臓器を含めた全身に血液が行きわたらなくなる可能性が高くなります。
血液が流れないと、その部分はダメージを受けてしまいます。
糖尿病の人と同じく

• 脳梗塞
• 心筋梗塞
• 臓器障害
• 心不全

などのリスクが高まります。

肥満はやはり解消しましょう

このように、生活習慣病以外の病気やケガになった時にも、生活習慣病であると虫垂炎のような病気でもリスクが高まります。

ケガをしてもすぐに手術を受けられないこともあります。

また、お腹を開けてみた時に医師が内臓の患部をなかなか見つけられないこともあります。

加齢によっても血管の弾力性が失われているので、動脈硬化があると考えていいでしょう。

どんな病気になっても、肥満であることは体によくないということです。

病気になってからでは、後遺症が残り運動しようと思ってもできない状態になるかもしれません。
また、つらい食事制限を一生しなければならなくなるかもしれません。

これを意識して少しずつ改善していきましょう。

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