- 2024年10月22日
糖尿病とは
糖尿病は、インスリンの作用が不足して、血液中の血糖が高い状態が続く病気のことです。
生活習慣病の一つになっています。
痛みなどの自覚症状がないので、健康診断等で初めてわかることがあります。
また、何らかの症状が出て、よく検査してみると糖尿病だった、ということもあります。
糖尿病は発症してしまうと完治するということはありません。
痛みがないからと言ってそのままにしておくと
- 網膜症
- 腎症
- 神経障害
等を引き起こします。
人工透析をしなければならなくなったり、失明や、発汗異常、ちょっとした傷から足が腐って切断しなければならなくなることもあります。
先日、アレルギーで眼科を訪れたのですが、50歳前後の男性が、「糖尿病があって視力低下が気になるので、眼科で見てもらいなさいと言われて来た」と言っていました。
まだ、若くても糖尿病の危険があるのだ、ということが実感できました。
糖尿病の原因
糖尿病の原因として考えられるものは
- 加齢
- 遺伝
- 肥満
- 運動不足
- 耐糖能異常(血糖値が高いまま)
- 高血圧
- 高脂血症
などがあります。
糖尿病を予防するために
これらのうち、私たち自身ができることは
運動不足解消と食生活を変える
ことです。
ひとたび糖尿病と診断されてしまうと、厳しい食事制限をしなければならなくなります。
しかし、初期の段階で特に症状を感じることがなければ、食事制限の意味を感じられず、その食生活を続けることが困難になるでしょう。
運動についても同じことが言えます。
肥満ではあるが、それほど今困ることがなければ、面倒な運動を続けることは相当たいへんなことです。
ですが、放置すれば確実に重篤な症状に向かって進行してしまいます。
米、小麦粉、砂糖などの糖質を取りすぎないようにし、栄養のバランスよく適量食べる。
それとともに、自分にとって取り組みやすい運動をなんでもよいので、短時間から続ける。
オススメは
ウォーキング
です。
ウォーキングは全身運動で、歩くだけで足に負荷がかかります。
心肺機能も向上し、血流がよくなります。
歩けなくなると何をするにもおっくうになります。
わたしの身近には高齢者が多いのですが、日ごろ運動をしていないと、80歳を超える頃から少し歩いただけ、少し階段を昇っただけで息が切れています。
みなさんはどうでしょうか。
息切れをよく感じるようであれば、一つの危険信号と言ってよいでしょう。
今から食生活の改善、運動をするようにしましょう。
いつも感じますが、50歳は自分の体のターニングポイントです。
ぞんざいに扱わず、これまで無理をきいてくれた体に感謝し、大切に扱う行動をとるようにしましょう。
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この記事は私が書いたよ!
柚木雅子 パーソナルランニングコーチ / 女性
50代市民ランナー。パーソナルランニングコーチ。 40歳をすぎた頃から起き上がれないほどの腰痛に悩まされ、運動不足を解消するためにウォーキングを始めました。 そこからランニングに移行し、今ではマラソン自己ベスト3時間19分。 ランニング超初心者のみなさん、シニアランナーのみなさん、楽しくいっしょに走りましょう。 ウォーキングだけでももちろんOK。 楽しく体を動かして健康的な体をつくりましょう。