運動としての『ウォーキング』

運動を何かしなくてはならない、というとき多くの人が思い浮かべるのは『ウォーキング』でしょう。
日ごろ運動不足になっていると、何か突然スポーツをするということは難しいし、時間もないと考えるとすぐにできる『ウォーキング』が手っ取り早いということでしょう。

  • 難しくない
  • 費用がかからない
  • 年齢性別を問わない
  • 今すぐ始められる

などの理由が思いつきます。

実際、わたしもウォーキングから始めました。
わたしの場合は、筋力不足によるひどい腰痛のため、できることは唯一歩くことでした。

ウォーキングのメリット

ウォーキングのメリットはいろいろありますが、続けている人は何をメリットと感じているのでしょうか。

  • 他のスポーツと違って道具やウェアが必要なく、気軽に始められる
  • 朝のウォーキングは特に気持ちがよい
  • いつも同じコースでも、それぞれの季節を感じることができる
  • ウォーキングをしているうちに気分がよくなりストレス解消になる
  • ダイエット効果がある
  • 筋肉の増加を実感する
  • 健康的になっていく感覚がある
  • 有酸素運動になる

これらのようなメリットがありますが、それに加えて『ウォーキング』はつらくない
ということが言えます。
つらくないから続けられる、気持ちよさを感じられる、ということが大きいでしょう。

人は修行のようなつらいことは、いくら体によくても続けられません。
何かどうしても達成しないといけない切羽詰まった目標があれば別ですが、運動不足で多少の不調はあるけれど差し迫った状態でもない限り、つらく苦しいことはやらないのが当たり前です。
人は快適な状態を維持しようとします。
いくら健康によいとわかっていても、つらいことはやりたくないのです。

有酸素運動としての『ウォーキング』

一般に有酸素運動は、20分以上続けてそこから効果が現れると言われますが、本当でしょうか。

これは最近の研究では、必ずしもそうではないようです。

1998年のイギリスの研究者の研究発表によると

一日10分3回に分けてウォーキングをするのと、一日30分1回やるのとでは、効果はほぼ変わらない

と発表しています。

これは忙しい中高年にとってありがたい研究成果です。

1日30分まとまった時間をとるのは難しいでしょうし、腰痛やひざ痛がある人が30分歩き続けるのは大変でしょう。

5~10分間ならわざわざウォーキングの時間!と構えなくても、移動の時に『ウォーキング』として移動しよう、という意識で取り組むことができます。

こまめに運動としての『ウォーキング』をやる、という意識をもって歩きましょう

 

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この記事は私が書いたよ!

柚木雅子

柚木雅子 パーソナルランニングコーチ / 女性

50代市民ランナー。パーソナルランニングコーチ。 40歳をすぎた頃から起き上がれないほどの腰痛に悩まされ、運動不足を解消するためにウォーキングを始めました。 そこからランニングに移行し、今ではマラソン自己ベスト3時間19分。 ランニング超初心者のみなさん、シニアランナーのみなさん、楽しくいっしょに走りましょう。 ウォーキングだけでももちろんOK。 楽しく体を動かして健康的な体をつくりましょう。

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