- 2021年2月16日
タンパク質不足が肥満を招く
タンパク質は筋肉をはじめとする体を構成する上で最も重要な栄養素です。
タンパク質を減らすような間違った食事制限をすると、エネルギーを大量に消費する筋肉が分解されてしまいます。
キャベツダイエット
リンゴダイエット
のように「〇〇だけダイエット」では筋肉量を維持することができません。
筋肉量が減ると1日の消費カロリーも減少してやせにくい体になります。
太りにくい体になるためにタンパク質はきちんととるようにしましょう。
タンパク質の種類と摂取比率と摂取量
タンパク質には
- 動物性たんぱく質
- 植物性たんぱく質
があります。
それぞれ
動物性たんぱく質 … 肉、魚、卵、乳製品など
植物性たんぱく質 … 豆腐、納豆、豆、豆乳などの豆製品
等があります。
たんぱく質は消化吸収に最もエネルギーを消費します。
とり過ぎは体に悪いのではないかと思われがちですが、代謝の悪い人の多くが圧倒的にたんぱく質不足であることが多いです。
太るのではないかと摂取不足になると、代謝量が下がり返ってやせにくくなります。
胃腸が弱い人は、プロテインやアミノ酸サプリメントを利用するのもよいです。
1日に必要なたんぱく質の量は
男性 … 60g
女性 … 50g
が目安です。
これは今の身体を維持するための最低限の量なので、これ以上を積極的にとるようにします。
また、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の割合は
動物性たんぱく質:植物性たんぱく質 = 7:3
です。
「カロリーが気になる」「消化吸収が悪く胃腸に負担がかかる」という思い込みは捨てて、代謝量を上げて、筋肉量を増やすために、積極的にたんぱく質をとるようにしましょう。
普通の食事では、糖質はとり過ぎ、タンパク質・ミネラルは不足になりがちです。
麺類・丼物やカレーライスなどは糖質が多すぎ、タンパク質が少ないメニューです。
焼肉定食・焼き魚定食などバランスよく栄養素がとれるメニューを選ぶようにしましょう。
この記事は私が書いたよ!
柚木雅子 パーソナルランニングコーチ / 女性
50代市民ランナー。パーソナルランニングコーチ。 40歳をすぎた頃から起き上がれないほどの腰痛に悩まされ、運動不足を解消するためにウォーキングを始めました。 そこからランニングに移行し、今ではマラソン自己ベスト3時間19分。 ランニング超初心者のみなさん、シニアランナーのみなさん、楽しくいっしょに走りましょう。 ウォーキングだけでももちろんOK。 楽しく体を動かして健康的な体をつくりましょう。