- 2024年10月2日
だれでも体に偏りがある
普段自分の姿勢がどのようになっているか、意識したことがあるでしょうか。
ちょっとくらい猫背かもしれないけれど、そこまでひどくないのでは、と考えている人もいるでしょう。
もしくは、猫背だけれどたいして困ることはないからだいじょうぶ、と考えているかもしれません。
どんなに姿勢のよい人でもいくらかは偏りがあります。
それは、利き手や利き足があるからです。
利き手はわかりやすいと思いますが、足もどちらかが踏み込む足で、どちらかが前へ出す足になっています。
また、太ももの内側の筋肉が弱いと体の外側に力がかかり、お尻から太ももにかけて幅広くなってしまいます。
最近の若い女性に内股が多く見られ、かわいいと本人も周囲も考えているかもしれません。
しかし、それを続けていると足だけでなく体全体の不調を引き起こす原因となります。
あるいは、姿勢に全く無頓着な人もいます。
しかし、腰痛などどこかしらに不調が起き、マッサージや整体に行くわけですが、その時は一時的によくなっても、日常の姿勢が悪いので同じことを繰り返す、さらには年とともに悪化するということが起きます。
正しい姿勢にするために
では、正しい姿勢にするためにはどうしたらよいでしょうか。
まずは、
日ごろの自分の姿勢を知る
ことです。
気づけば直そうと思います。
次に
正しい姿勢をずっと保っておくことは難しいのですが
気づいたらその都度治す
ことです。
1日に何回でも、立っても座ってもトイレに行っても、車を運転する時でも、食事の時でも、誰かと話している時でも気がついたら直すという習慣にすることです。
直したいけれど直らない時は
姿勢を直そうとするのだけれど、どうしても直らない場合もあるでしょう。
なぜ直らないのか。
それは
- 筋肉の量や
- 筋肉の柔軟性
- 日頃の動作の癖の強度
などが関係してきます。
正しい姿勢を保つための筋肉が少ない。
筋肉があるけれど、固く縮まっていて伸びない、ということが考えられます。
中高年になれば、若いころに比べると、筋力低下も筋肉の弾性も落ちているので、それを少しずつ高めていく必要があります。
若いころの筋肉を目指す必要はありません。
正しい姿勢を保つだけの筋肉を目指しましょう。
固くて伸びない筋肉をお風呂上りに無理のない範囲で少しずつストレッチする。
すぐによい姿勢にならなくても、そうしようと心掛ける。
意識をすると筋肉はそれだけでも変わってきます。
定期的にフィットネスクラブに通って鍛えてもよいのですが、なんといっても日ごろの動作が大切です。
ちょっと歩く時にも下腹を意識してスッスッと歩く、などすぐにできることをやっていきましょう。
姿勢を意識しないで、いくら健康のために歩いても走っても、ひざが痛くなったり腰が痛くなったりして結局悪くしてしまった、ということになりかねません。
姿勢がよくなれば、見た目が10歳若返ることはとても簡単です。
もちろん、体力も10歳若返ります。
『ヘルシーランニング』は中高年の健康をサポートするランニング指導を行っています。
健康的に動ける体をつくりましょう。
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この記事は私が書いたよ!
柚木雅子 パーソナルランニングコーチ / 女性
50代市民ランナー。パーソナルランニングコーチ。 40歳をすぎた頃から起き上がれないほどの腰痛に悩まされ、運動不足を解消するためにウォーキングを始めました。 そこからランニングに移行し、今ではマラソン自己ベスト3時間19分。 ランニング超初心者のみなさん、シニアランナーのみなさん、楽しくいっしょに走りましょう。 ウォーキングだけでももちろんOK。 楽しく体を動かして健康的な体をつくりましょう。