- 2021年3月19日
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新型コロナウイルス肺炎を防ぐための新しい生活様式
新型コロナウイルス肺炎を防ぐために、これまでになかった生活様式に変わってきました。
「三密」を避けるためにソーシャルディスタンスをとりスーパーのレジでも感覚を空けて並ぶ、リモートワークが増えるなど多くのことがこれまでと違ったやり方になっています。
スポーツも例外ではなく、大勢の人が集まる大会は選手や観客も含めて中止になったり、人数制限を設けて規模を小さくして開催されるようになったりしています。
運動をする時にもマスクが必要か
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飛沫が飛ぶのを防ぐためにマスクをするのが当然のようになりました。
マスク着用は感染予防のためには必要です。
ジョギングをする人も多くの人がマスクを着用しています。
マスクを着用しないとスポーツ施設を利用できないところもあります。
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しかし、学校では体育の授業の時にもマスクを着用していて熱中症になった例もあります。
運動中は絶対にマスクを着用しなければならないわけではない、ということはほとんどの人が知っていることですが、そのことをもっと正確に知っておく必要があります。
事実を正しく知る
私たちは正しい情報を得る必要があります。
WHOによると(以下引用)
布マスクの安全な使い方
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・マスクに触れる前に手を洗う
・マスクに傷や汚れがないか確認する
・縁に隙間がないようにマスクを顔にフィットさせる
・口・鼻・あごを覆う
・マスクに触らないようにする
・マスクを外す前に手を洗う
・頭や耳の後ろからひもを持ってマスクを外す
・マスクが汚れたり濡れたりしていない状態で再度使う時は清潔で密閉できるビニールケースに保管する
・ケースから取り出すときは、ひもの部分を持つ
・最低1日1回はせっけんか洗剤を使い、できれば高温の水で洗う
・マスクを外した後に手を洗う
とされています。
どうでしょうか。
このことが日々意識されているでしょうか?
加えて布マスクの場合、医療用マスクに比べて外からも中からも飛沫を防ぐ機能は低いことは明らかです。
このことを理解した上で、適切にマスクを着用する必要があります。
運動中のマスク着用について
これについてもWHOではこのように言われています。
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WHOより
運動中にマスクをしてもよいでしょうか?
マスクをしたまま運動すると呼吸が苦しくなることもあるため、 運動中は着用しない方がよいです。
汗でマスクが湿りやすくなり、そうすると息苦しさが増し、さら に微生物の増殖を促すことにつながります。
運動中の感染予防策として、周囲の人との距離を少なくとも1メートル確保することが重要です。
とあります。
運動中は心拍数が上がり、体温も上がります。
この状態で、先の「正しいマスクの着用方法」でマスクを着用すると、十分に酸素を取り込むことができず、体は危険な状態になるでしょう。
結論としては、
運動中はマスクは必要ない
感染予防策としては周囲の人と1m距離をとる
ということです。
体を守るためのマスクが、体に危険を与えるものになっては本末転倒です。
周囲への配慮として
とは言え、マスクは周囲の人に対してのエチケットにもなっています。
周囲の人に対しての配慮も必要でしょう。
運動の前後で体が落ち着いている時にはマスクを着用する
移動の時にはマスクを着用する
など、いつも携帯しておき、運動中でない時、人が多い場所では着用するようにしましょう。
スポーツをする時のウェアに違和感のないタイプのマスクも販売されているので、そのようなものを利用するのもよいでしょう。
ミズノマウスカバー![](https://i0.wp.com/www10.a8.net/0.gif?resize=1%2C1&ssl=1)
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予防対策を完璧にすることは困難ですが、感染予防の意識をもつことは大切です。
マスクの予防効果や正しい着用の仕方をよく理解すること。
運動中は体に負担のないように使用場面を選んで着用する。
ということに努めましょう。
この記事は私が書いたよ!
![柚木雅子](https://i0.wp.com/jsdmarathon.com/wp-content/uploads/2021/03/profile.png?resize=240%2C240&ssl=1)
柚木雅子 パーソナルランニングコーチ / 女性
50代市民ランナー。パーソナルランニングコーチ。 40歳をすぎた頃から起き上がれないほどの腰痛に悩まされ、運動不足を解消するためにウォーキングを始めました。 そこからランニングに移行し、今ではマラソン自己ベスト3時間19分。 ランニング超初心者のみなさん、シニアランナーのみなさん、楽しくいっしょに走りましょう。 ウォーキングだけでももちろんOK。 楽しく体を動かして健康的な体をつくりましょう。