- 2024年10月12日
ウォーキングの効果
ウォーキングの効果は様々あります。
心臓病、脳卒中、糖尿病、高血圧、がん等の生活習慣病、
うつ病、不眠などの心に関する病気など、多くの病気の改善が期待されます。
歩くことによって、筋肉量がアップしたり、関節の可動域が広がったり、自律神経が整ったりするからです。
生活習慣病と言われればまず、食習慣を改善して減量を言われたり、自分でも考えたりするでしょう。
しかし、食事を減らすのは生理的欲求に関わることなので、相当の努力と精神的苦痛を伴います。
一定期間続けられて減量できたとしても、我慢のみではリバウンドしかねません。
また、減量ではうつ病、不眠などの改善は難しいでしょう。
ストレスがある上に、さらに食事をコントロールしなければならないストレスが加わるからです。
食事は量を減らすより、食事内容を見直して栄養価の高いものを選んで食べるのがよいでしょう。
炭水化物が多いと内臓に負担をかけてしまいます。
また同じ炭水化物でも、小麦より米の方が太りにくい、という研究結果もあります。
PFCバランスという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
P…タンパク質
F…脂質
C…炭水化物
です。
現代の生活では炭水化物からカロリー摂取をしていることが多いです。
タンパク質と質の良い資質を積極的にとるようにしましょう。
糖質制限というとつらいですが、PFCのバランスをとるために、糖質を少し控えめにしてタンパク質をしっかりとるようにするとよいでしょう。
このように食生活も大切なのですが、ウォーキングをすることで、結果的に減量でき、それに伴って食事内容も変わってきた、というのがベストですね。
どれくらい歩いている?
みなさんは日ごろどれくらい歩いているでしょうか。
男性8,202歩、女性7,282歩であり、1日1万歩以上歩いている者は男性29.2%、女性21.8%である(平成9年度国民栄養調査)。最近10年間の歩数の増加傾向を考慮して、当面10年間の目標として、男女とも歩数の1,000歩増加を目指し、1日平均歩数を男性9,200歩、女性8,300歩程度を目標とする。1,000歩は約10分の歩行で得られる歩数であり、距離としては600~700mに相当する。その結果1日1万歩以上歩く者は男性37%、女性30%になると見込まれる。
歩くことを中心とした身体活動を増加させることにより、生活習慣病の発症の数%減少が期待できる
(厚生労働省サイトより)
スマホアプリで計測もできるので、現状をぜひ把握してみてください。
今の様子がわからなければ、目標も設定できません。
平均より少なければ、もっと歩こうと思えたり、平均かそれ以上なら少なくならないように維持しよう、と思えます。
あと1000歩多く歩こう
上記の中でもあるように、1000歩は歩幅にもよりますがおよそ600m~700mです。
これくらいならそれほど難しくはないでしょう。
なかなか増やすことが難しいと感じる方は、一歩を大きくしっかり歩いて強度を上げるようにしてみましょう。
動かずにじっとしているとお腹がすいているわけでもないのに何か食べたくなりますが、動いているとそれほど空腹感はありません。
食べ過ぎもじっと動かないでいるのも、自分の体に無理をさせて傷めつけているのと同じです。
失ってみてそのありがたみがわかる、とはよく言われることですが、健康を失ってからでは遅すぎます。
日ごろわたしたちの無理を聞いてくれている体に感謝する行動をとりたいものです。
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この記事は私が書いたよ!
柚木雅子 パーソナルランニングコーチ / 女性
50代市民ランナー。パーソナルランニングコーチ。 40歳をすぎた頃から起き上がれないほどの腰痛に悩まされ、運動不足を解消するためにウォーキングを始めました。 そこからランニングに移行し、今ではマラソン自己ベスト3時間19分。 ランニング超初心者のみなさん、シニアランナーのみなさん、楽しくいっしょに走りましょう。 ウォーキングだけでももちろんOK。 楽しく体を動かして健康的な体をつくりましょう。