- 2021年3月11日
ひざが痛いなら水泳?
ひざが痛いなら水泳をやりましょう
とは、よく言われますね。
実際水の中ならひざに体重がそのままかからないので負担は少ないです。
水圧があるので心肺機能も鍛えられます。
ですが、水泳だけでは不十分です。
水泳だけではダメな理由
なぜ不十分なのか。
それは重力があまりかからない分、骨にも重力があまりかからないからです。
小魚や牛乳をとっているからだいじょうぶ、と考えるかもしれません。
しかし、骨の形成には日光と負荷が必要なのです。
負荷がかからなければ丈夫な骨は作られません
特に女性は更年期になると、女性ホルモンが減少する関係で骨粗しょう症のリスクが高まります。
一生懸命水泳をしても、骨まで強くなるとは言えないのです。
やっぱり歩くことは必要
水泳とともに、浅いスクワットやウォーキングなどを取り入れましょう。
姿勢が固まって正しい姿勢が取りづらい場合はお風呂上りに硬くなった筋肉をゆっくり無理のない範囲でストレッチをしておきましょう。
筋肉は使わなければ大きくならないし
骨は負荷をかけなければ強くならない
宇宙飛行士が無重力の宇宙から帰還した時に、筋力も骨も弱くなっていることを思い出すとわかりやすいでしょう。
食事に気をつけるとともに、軽い運動をできることで無理のない範囲でやることを心がけましょう。
『ヘルシーランニング』では、中高年の方に、無理なく続けられるランニング指導を行っています。
体験レッスンにご参加ください。
この記事は私が書いたよ!
柚木雅子 パーソナルランニングコーチ / 女性
50代市民ランナー。パーソナルランニングコーチ。 40歳をすぎた頃から起き上がれないほどの腰痛に悩まされ、運動不足を解消するためにウォーキングを始めました。 そこからランニングに移行し、今ではマラソン自己ベスト3時間19分。 ランニング超初心者のみなさん、シニアランナーのみなさん、楽しくいっしょに走りましょう。 ウォーキングだけでももちろんOK。 楽しく体を動かして健康的な体をつくりましょう。