厳しい寒さもゆるんで、だんだんとランニングに適した季節になってきました。
あたたかくなると体の緊張もゆるんで、ケガをしにくくなります。
この時期にぜひ、ランニングやウォーキングの習慣を身につけましょう。
『ワン・シング』著者のゲアリー・ケラーによると、一つの習慣を身につけるためには66日が必要とされています。
選んだ規律を守り続けて、それを日課にしよう。
習慣を身につけるには平均66日が必要だ。『ワン・シング』ゲアリー・ケラー
わたしの経験からも、夕食後のウォーキングが日課になった、という実感が湧いてきたのは2ヶ月ほどたった頃でした。
66日は短いですが、実際に新しいことを続けるのは意外に難しいものです。
「ダイエットを始める!」と言ったものの、1週間も続かないことはよくあることです。
では、どうすれば、習慣になるまで続けることができるでしょうか。
わたしの経験から以下の3点を提案します。
1. ルールをきびしくしない
「気合いを入れて、新しいランニングウェアやシューズを買ったから必ずそれを身につけて走らなければならない」
など、
自分でルールをきびしくしてしまうと、肝心の行動に移るまでにハードルが高くなってしまいます。
新しいウェアでモチベーションが上がることはよくありますが、おそらく最初のうちだけです。
それよりも、
「普段着でもいいので、とにかく外に出る」
のような、ゆるいルールにしましょう。
気楽に取り組めるルールにしましょう。
2. 必ず達成できる小さなゴールを設定する
1とも関係しますが、小さな成功体験を積み重ねましょう。
「走行距離 月間100㎞!」
などのような目標をよく見聞きしますが、ランニングが習慣になっていないうちは、このような目標は大きすぎて挫折してしまうでしょう。
「1週間に3日走る」
3日が難しければ、2日または1日でも何の問題もありません。
あるいは
「月曜から木曜のうち1日は走る」
など、もっと期間を短くしてもよいでしょう。
また、いつも「走る」だときびしい、と思うなら
「走ったり歩いたりする」
にしてもよいでしょう。
距離も、実行可能なものにして
「最低家の周りをぐるっとする」
でもかまいません。
とにかく、
小さなゴールを設定して「OK」を積み重ねていきましょう。
習慣になれば、自然ともう少しやってみようという気持ちになってきます。
簡単すぎると思うようなゴールでいいのです。
3お楽しみを付け加える
人は楽しくなければ動こうとしないものです。
ダイエットが続かないのも、それが辛いばかりで楽しくないからです。
ランニングも楽しいと思えなければ続きません。
ランニングは趣味であり、強制されてやるものではないからです。
わたしの場合は、
仕事や育児で忙しい毎日の中で、自分だけの時間を持てる、ということが楽しさにつながりました。
歩きながら好きな音楽を聞いて楽しんでいました。(周囲の音が聞こえる音量で)
そのうちに、歩くこと走ることそのものが楽しくなっていきました。
息子の場合は、
途中のコンビニでおやつを買って食べることでした。
楽しみ方は人それぞれ。
自分にとってこれがあると楽しくなる、と思えることを付け加えましょう。
1か月続けば自信がついてくるでしょう。
2か月続けば習慣が身についていることでしょう。
コメントを書く