日頃と変わったことをすると思わぬケガにつながる | ヘルシーランニング

ハーフマラソン大会に出場しました。
のどかな風景の中、温かい応援を受けて走ることのできるアットホームな大会です。
今年も楽しく走る予定でした。

 

しかし、気になることが前日からありました。

 

それは、腰からお尻にかけての張りでした。
走ると突っ張ったような痛みがあります。
それでもハーフだからなんとかなるだろう、と考えていました。

 

張りは気になるものの、キロ4分30秒前後で走ることができます。
このまま最後まで走り切りたい。
祈るような気持ちで走っていました。

 

けれどその甲斐なく、14kmを過ぎたところでパタッと足が止まってしまいました。
腰骨の辺りが痛くて足が出ません。
完全に終わってしまいました。
こんなことは初めてです。

 

私は足がつっても、多少肉離れしても完走するのが常なのですが、この時ばかりは動けませんでした。

股関節がずれ、骨盤もゆがんでいたために、そこについている筋肉や筋が引っ張られ腫れ上がってしまったのです。
ゼッケンをスタッフに返し、痛む足を引きずって帰りました。

 

なぜ股関節や骨盤が走る前から悪かったのか?

その理由は。。。

 

 

なんと前日にやったストレッチだったのです。

 

私は日頃ストレッチをあまりやりません。
少しはやりますが心地よい程度です。
ところが、ストライド(歩幅)を伸ばしたいと思い、足を開き腰を落として肩を入れるストレッチを入念にしてしまいました。
これで完全に股関節がおかしくなってしまったのです。

 

そんなことで!と思われるかもしれませんが、50代です。
日頃と変わったことをいきなりやると思わぬケガにつながるのが熟年なのです。

私の場合、いつもそのストレッチをやっているなら問題はなかったはずです。
大会前に思いついて普段やらないことをやると走る前からコンディションを悪くしてしまうという悪いお手本になってしまいました。

 

熟年ランナーは、
徐々にゆっくりのんびり
が基本です。

 

大会前に日頃やらないことをいきなりやるのはやめましょう。

この記事は私が書いたよ!

柚木雅子

柚木雅子 パーソナルランニングコーチ / 女性

50代市民ランナー。パーソナルランニングコーチ。 40歳をすぎた頃から起き上がれないほどの腰痛に悩まされ、運動不足を解消するためにウォーキングを始めました。 そこからランニングに移行し、今ではマラソン自己ベスト3時間19分。 ランニング超初心者のみなさん、シニアランナーのみなさん、楽しくいっしょに走りましょう。 ウォーキングだけでももちろんOK。 楽しく体を動かして健康的な体をつくりましょう。

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