- 2021年4月29日
「さあ、ランニングを始めるぞ!」
と意気込んで始めたランニング。
しかし、1週間もたつと、モチベーションは下がり、「そのうちやるから」ということになっている。
そんな経験がないだろうか。
では、三日坊主になるのを防ぐにはどうしたらよいだろうか。
目標や計画は絶対実行可能なものにする
たいていの人は、「毎日夕食後3㎞走る」「週3日1時間走る」などの目標をもってランニングを始めるでしょう。
でも、その目標や計画が実行できないなら、それはあなた自身の体力・走力やライフスタイルに合っていない可能性があります。
- 今走れるかどうかもわからないのに、「昔は走れていたから」と無理な距離設定をする。
- 雨が降るかもしれないし、仕事で遅くなるかもしれないのに「毎日」とする。
など、あなた自身の現状に合っていないから続けられない、ということが考えられます。
最初は簡単すぎるくらいでちょうどいいのです。
「週に2日1㎞歩いたり走ったりする。」
もっと簡単にするなら、
「玄関のドアを開けて3つ先の電柱まで行って帰ってくる。」
でもいいのです。
それが1週間、2週間、1か月も続けば立派な習慣となります。
小さな成功体験を味わえるような目標設定をしましょう。
最初は簡単すぎる目標設定をし、計画を立てる
ランニングは楽しいもの、と思える工夫をしよう
ランニングをするのは健康によい、ということは誰しも思うことでしょう。
しかし「健康によい」というだけではモチベーションの維持にはつながりにくいでしょう。
そもそも人間は楽しいと思えることでなければやる気は起きないのです。
ゴルフが大好きな人なら、ゴルフに行く日の朝は誰に起こされなくてもいつもより早く眼が覚めて準備することでしょう。
健康によいからランニングを始めよう、と意気込んでもそれだけでは楽しさは感じられません。
私の個人的な経験からすれば、「ランニングは辛いもの」「罰としてさせられるもの」というイメージしかありませんでした。
ランニングそのものを楽しめる人はよいのですが、そうでない人は何か楽しい要素をつけくわえて
ランニング = 楽しい
というイメージをもてるようにしましょう。
たとえば、
- 終わったら好きなビールを飲む
- コンビニでスイーツを買って帰る
- お気に入りの音楽を聞きながら走る(ただし、周囲の音が聞こえる範囲で)
など自分なりの楽しみをつけくわえましょう。
ランニング = 楽しい
が紐づけされれば、習慣化はかんたんになります。
ランニングは楽しい、というイメージをもたせるために、お楽しみをつけ加えよう
やらざるを得ない状況を設定する
個人的には「楽しさ」一番ですが、やらざるを得ない状況にしてしまうのも一つの方法です。
なるべく日程の近い大会に申し込む
のです。
できるなら、家族や友人などといっしょに参加できると、いっしょに励まし合いながら練習することができます。
練習会をもってもよいでしょう。
いっしょに練習したあと、楽しく食事をしてもよいでしょう。
距離の短い3~5㎞の距離ならばそんなに負担はないでしょう。
ただし、練習しなくても走れる、と思える距離なら少し長めの距離に挑戦しましょう。
とりあえず大会にエントリーしてしまう
この記事は私が書いたよ!
柚木雅子 パーソナルランニングコーチ / 女性
50代市民ランナー。パーソナルランニングコーチ。 40歳をすぎた頃から起き上がれないほどの腰痛に悩まされ、運動不足を解消するためにウォーキングを始めました。 そこからランニングに移行し、今ではマラソン自己ベスト3時間19分。 ランニング超初心者のみなさん、シニアランナーのみなさん、楽しくいっしょに走りましょう。 ウォーキングだけでももちろんOK。 楽しく体を動かして健康的な体をつくりましょう。