- 2024年10月19日
最近は運動不足解消のためにフィットネスクラブに通う方が増えています。
フィットネスクラブには走ったり歩いたりするためのトレッドミルが置いてありますね。
行ったらとりあえず歩く、という方も多いと思います。
歩いたり走ったりすることはとてもよいことなのですが、
トレッドミルは普通に歩くのと違って、床が動きます。
普通に歩くのと違うという点を意識していないと、体を痛める原因になることがあります。
その注意点について見てみましょう。
歩き方・走り方が普通に歩くのとは違うということを意識する
普通に歩く時と違ってトレッドミルは床が動きます。
ただ乗っていれば後ろに流されていきます。
ですので、ペースが自分に合っていないとベルトの動きに合わせて足が後ろに流れてしまいます。
その歩き方・走り方が身についてしまっていて、自分では気がついていないことが多いです。
足が流れていれば、前に足を出す時間が短くなり、足のピッチ(回転数)が上がりません。
また、反り腰になりやすく、腰や背中などに負担がかかり、ケガの原因にもなります。
自分の歩き方・走り方がよいかどうかは、他者に見てもらうのが一番ですが、なかなかそれができにくいということもありますよね。
そんな時には
お腹とお尻を締めて歩いてみる・走ってみる
ということをやってみてください。
足が流れていればこのことはできません。
トレッドミルのペースを上げること自体が目標になっていることがあるかもしれませんが、むやみにペースを上げることよりも、正しい姿勢を保って歩く・走れることが大切です。
そもそもトレッドミルのスピードや距離表示は正確であるとは言えません。
外で走る時とトレッドミルで走った時の体幹は明らかに違います。
ガーミンやライフログウォッチでも全く異なります。
負荷をかけたいなら、斜度を上げてみる、ということをオススメします。
これならスピードを上げなくても負荷を上げることができます。
脂肪燃焼や心肺機能の向上を目的とするなら、
正しい姿勢を保てるスピード、体感で少し息が上がる程度の斜度
これを目安にするといいでしょう。
次回トレッドミルを利用する時にはまず
お腹とお尻を締めて歩いてみる・走ってみる
をやって、チェックしてみてください。
この記事は私が書いたよ!
柚木雅子 パーソナルランニングコーチ / 女性
50代市民ランナー。パーソナルランニングコーチ。 40歳をすぎた頃から起き上がれないほどの腰痛に悩まされ、運動不足を解消するためにウォーキングを始めました。 そこからランニングに移行し、今ではマラソン自己ベスト3時間19分。 ランニング超初心者のみなさん、シニアランナーのみなさん、楽しくいっしょに走りましょう。 ウォーキングだけでももちろんOK。 楽しく体を動かして健康的な体をつくりましょう。