体重計の数字に一喜一憂すべきでない理由 | ヘルシーランニング

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数字にこだわり過ぎない方がよい理由

食べたものがすぐに脂肪になるわけではない

当然のことですが、食べたものが翌日にすぐに脂肪に変わっているわけではありません。
食べたものは胃腸で消化され栄養分が体内に取り込まれます。
そして余分な糖質と脂質は一旦肝臓に貯蔵されます。

摂取エネルギー > 消費エネルギー

の状態が持続すると、余剰分は脂肪組織の脂肪細胞の中に中性脂肪の形で蓄積されていきます。

繰り返しますが、余剰エネルギーが出ている状態が持続しなければ脂肪にはなりません。

ですので、その日食べ過ぎたとしても翌日は少し食べる量を控えればよいのです。

その時の体調も影響する

その時の体調も体重に影響します。
むくみやすい人は水分量のせいかもしれませんし、女性なら月経の影響も大きいでしょう。
筋トレなどエクササイズを一生懸命していれば筋肉が増えるので重くなります。

運動をしてたくさん汗をかいた直後は、脂肪が減ったというよりも体の水分量の減少のため体重が減るので、そこで喜んでも水分をとればまた元に戻ります。

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体重計の精度がよくない場合もある

そして、そんなに気にしている体重計の精度がそもそもそれほどよくなく、誤差がかなりある場合もあります。
よそで測るとかなり違って驚くこともありますよね。
ですので、500g増えた、減ったと言っても意味をなさない場合もあります。

何をダイエットの指標にするとよいか

では、毎日測る体重計の数字にこだわる代わりに、何を見ていけばよいのでしょうか。

1週間以上のスパンで傾向を見る

それは1週間以上の少し長いスパンで体重の増減を見る、ということです。

体重は日々増減するものです。
食べる量が変わらなくても図のようにグラフは上がったり下がったりしてジグザグになります。
しかし、大局的に見れば、左のグラフの矢印の期間は増加傾向で、右のグラフは減少傾向にあることが一目でわかります。

体脂肪量に着目する

体重そのものよりも、肥満を解消するには体脂肪量を減らすことを考える必要があります。
体重だけ減っても、筋肉量が減り体脂肪量がそのままでは健康的な体になったとは言えません。

その場合に気を付けなければならないのは、体組成計で表示される体脂肪率の数字もそのまま鵜吞みにはできないということです。

体組成計表示される体脂肪率は、各メーカーが統計をとって表示しています。
ですので、メーカーの違う体組成計では体脂肪率も違ってきます。
また、その時の身体の水分量にも影響を受けます。
これも体重と同じで、数値そのものでなく減少傾向にあればよい、と考えるとよいでしょう。

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適正な食生活・運動を続けられているか行動を振り返る

ダイエットをする上で気にするべきは、

適正な食生活や運動を続ける行動をしているか

ということです。

・健康な体をつくるための必要な栄養素をバランスよくとる
・適量を食べる
・食べたものを消費する生活をする
・筋肉量を増やす運動をする

など自分に必要な行動を毎日積み重ねることができているかどうかを振り返ることが大切です。
食べたもののカロリーを記録してもよいですが、それよりも健康的な体になるためにした行動を記録していけば、これだけやっている、というモチベーションアップにもなるでしょう。

まとめ

オンラインパーソナルヨガの「YOGATIVE ~ヨガティブ~」

体重計の数字が減ればやる気もアップします。
しかし、ずっと減り続けるということはあり得ません。
体重管理をする上で数字を見ることは大切ですが、増えてもまた元に戻せる方法を知っているればよいのです。

そしてダイエットを続けていれば停滞期もあるでしょう。
その時数字だけにこだわっていれば、嫌になってダイエットをやめてしまい、せっかく減った体重もすぐに元に戻ってしまうでしょう。

ダイエットは期間限定のイベントではありません。
一生適正な食生活と運動を続けてそれを習慣にしていくものです。
辛く無理な方法をとらず、気長に一つ一つ行動を積み重ねていくことが成功への近道ではないでしょうか。

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この記事は私が書いたよ!

柚木雅子

柚木雅子 パーソナルランニングコーチ / 女性

50代市民ランナー。パーソナルランニングコーチ。 40歳をすぎた頃から起き上がれないほどの腰痛に悩まされ、運動不足を解消するためにウォーキングを始めました。 そこからランニングに移行し、今ではマラソン自己ベスト3時間19分。 ランニング超初心者のみなさん、シニアランナーのみなさん、楽しくいっしょに走りましょう。 ウォーキングだけでももちろんOK。 楽しく体を動かして健康的な体をつくりましょう。

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