- 2021年2月15日
「マラソン」という言葉のイメージ
「マラソン」という言葉を聞いてどのようなことをイメージしますか?
- つらい
- 苦しい
- 修行
- 罰
- 超人がすること
- 死にそうになる
- 足が痛い
など多くの人がネガティブなイメージをもつようです。
逆に「楽しい」という人は、マラソン人口が増えたとはいえ、限られた変な人、と思われることもまだまだあるようです。
では、
なぜマラソンはつらいのか
わたしの考えでは、
小学校中学校で長距離の走り方を教わらなかった
これが一番の理由ではないかと思います。
もっと言うと、
ゆっくり走ることを教わらなかったから
と言えます。
球技の場合はルールも細かいので丁寧に教わります。
走る方でも、短距離の走り方は教わりました。
しかし、持久走などをやるときには、トラックを何周かする程度の練習をやり、
「さあ走りなさい」
とそれだけでした。
走り方を知らないので、短距離のように全速力で走り始め、すぐにきつくなりペースダウン。
あとは苦しいまま我慢大会。
どこをとってもひたすら苦しい。
そのような走り方でした。
わたしは走るのは嫌いではありませんでしたが、校内のマラソン大会は学校を休みたくなるほど嫌いでした。
運動会の選手決めでも、長距離種目は誰がやるかでもめてなかなか決まらないことがしばしばでした。
誰かが押し付けられて人身御供のような悲壮な状況でした(;´Д`)
走れるようになって今思うことは、それまでは、
ゆっくり走るということを知らなかった
ということです。
マラソンを楽しむためには
わたしは40歳を過ぎてからランニングを始めたのですが、
マラソン大嫌いなわたしは走るようになるなんてみじんも想像していませんでした。
スポーツとしてのウォーキングを続けていて、体ができてきて「ちょっと走ってもいいかな」と思えるようになってランニングを始めたわけです。
それでも1㎞も続けて走れない
7分/kmなんてとんでもない
そんな状態でした。
でも、どれだけゆっくり走ってもいいんです。
何も続けて走り続けなくても歩いてもいいんです。
特に50代以降の運動不足のわたしたちは、自分の体の状態に合わせて
つらくないペースでゆっくり走る、歩きを入れる
それでだいじょうぶです。
それが長く走れるようになるためのファーストステップです。
子供の頃のマラソン大会の呪縛からもう解き放たれていいんです。
自分の体にやさしいランニングを始めましょう。
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この記事は私が書いたよ!
柚木雅子 パーソナルランニングコーチ / 女性
50代市民ランナー。パーソナルランニングコーチ。 40歳をすぎた頃から起き上がれないほどの腰痛に悩まされ、運動不足を解消するためにウォーキングを始めました。 そこからランニングに移行し、今ではマラソン自己ベスト3時間19分。 ランニング超初心者のみなさん、シニアランナーのみなさん、楽しくいっしょに走りましょう。 ウォーキングだけでももちろんOK。 楽しく体を動かして健康的な体をつくりましょう。