- 2024年10月7日
この日はスタート前まで雪がちらつきとても寒い日でした。
スタート直後は、混雑して走りにくかったですが、フラットなコースなので記録を狙うランナーにはよい大会です。
川内優輝選手は福岡国際マラソンでは2時間10分53秒9位でしたが、防府読売マラソンでは、快走を見せてくれました。
すれ違った時にも調子がよさそうな感じが伝わってきました。
川内選手もすばらしかったですが、それ以上にIPC(視覚障害の部)の道下美里選手には感動しました。
道下美里選手と言えば、リオオリンピックで銀メダルを獲得したランナーです。
身長144cmと小柄ですが走りは力強く、とても144cmには思えません。
去年の『防府読売マラソン』では、2時間56分14秒と世界最高記録を更新しました。
圧巻の走りでした。
その時の伴走者は男性でしたが、サブ3ともなると伴走者を得るのがたいへんです。練習もたいへんでしょう。
私の知り合いのランナーも、大会で視覚障害のあるランナーの伴走をされていますが、選手に声をかけながら的確に伴走されています。お互いの信頼関係がなければできることではありません。
視聴覚障害のある、なし、にかかわらず、スポーツを一緒に楽しむということが互いの理解に通じると思います。
道下選手はここまで来るのに多くの困難があったことは容易に想像されます。
まだまだこれからもたいへんとは思いますが、2020年のオリンピックでも活躍を期待したいと思います。
2020年はオリンピックだけでなく、パラリンピックにも大いに注目です。
この記事は私が書いたよ!
柚木雅子 パーソナルランニングコーチ / 女性
50代市民ランナー。パーソナルランニングコーチ。 40歳をすぎた頃から起き上がれないほどの腰痛に悩まされ、運動不足を解消するためにウォーキングを始めました。 そこからランニングに移行し、今ではマラソン自己ベスト3時間19分。 ランニング超初心者のみなさん、シニアランナーのみなさん、楽しくいっしょに走りましょう。 ウォーキングだけでももちろんOK。 楽しく体を動かして健康的な体をつくりましょう。