大会中の腹痛 | ヘルシーランニング

スタート前の腹痛スタート前の腹痛

「いよいよレースが始まる」スタート直前!という時になって、わたしはお腹が痛くなることがよくあります。
 緊張のためだと思われます。

腹痛

 スタート前の腹痛を防ぐには次の2点に気をつけるとよいと思います。

 一つ目は、スタート前の食べ物は繊維質のものは避ける
ということです。
 普段の生活では、体のために野菜などから食物繊維をしっかりとりましょう、と言われますが、スタート前に腸の働きが活発になると走ることに影響が出ます。
 こんにゃくゼリーを食べている人を時々見かけますが、こんにゃくも食物繊維が豊富です。手軽で食べやすいのですが、大会当日は控えた方がよいでしょう。
 大会当日は、炭水化物などなるべく消化のよいものを食べて排便をすませておくようにしましょう。

レース中の腹痛

 食べ物に気をつけていても、走行中にお腹が痛くなることがあります。
わたしの場合は、汗が冷えてお腹が痛くなることがほとんどです。また、給水で水を飲みすぎて冷える、ということもあります。
 走りながらお腹に手を当ててみると胃がとても冷たくなっています。

では、どうすればよいか。

 一つには、アンダーシャツを工夫する、ということです。
 各メーカーから汗が生地に溜まりにくいアンダーシャツが出されています。自分に合うものを選んで着用しましょう。
 わたしの場合は、これでもダメな時があり、冬場はカイロをゼッケンに貼り付けて走ることもあります。

 また、コース上に給食を用意されているところがほとんどですが、地元特産物のおもてなしだからと言ってたくさん食べ過ぎるのも腹痛の元です。ほどほどにしておきましょう。

 そして、もう一つは、下痢止めを持っておく、ということです。
 わたしはいつもお守りとしても持っています。フィルム状のものは走行中でも飲みやすく効き目が早いので安心です。

どうしてもダメな時は

 気をつけていてもダメな時もあります。
 そのような時はトイレに行くしかありません。
 しかし、どこまで走ればトイレがあるか分かっていなければ、精神的に焦ります。コース上には必ずトイレが設置されているので、スタート前までに必ず確かめておくようにしましょう。また、トイレットペーパーが切れていることもあるので、汗でぬれてしまわないようにビニール袋に入れてティッシュペーパーを持っていた方が安心です。
 タイムを気にして我慢をしないほうが絶対によいです。

この記事は私が書いたよ!

柚木雅子

柚木雅子 パーソナルランニングコーチ / 女性

50代市民ランナー。パーソナルランニングコーチ。 40歳をすぎた頃から起き上がれないほどの腰痛に悩まされ、運動不足を解消するためにウォーキングを始めました。 そこからランニングに移行し、今ではマラソン自己ベスト3時間19分。 ランニング超初心者のみなさん、シニアランナーのみなさん、楽しくいっしょに走りましょう。 ウォーキングだけでももちろんOK。 楽しく体を動かして健康的な体をつくりましょう。

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