北海道マラソン | ヘルシーランニング

8月末、北海道マラソンを走ってきました。
夏に開催される大会は少ないので、全国的に人気のある大会です。

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大通公園が、受付、スタート、ゴール場所となります。
スタートブロックにより、荷物預けの場所が異なります。

コースはおおむね平坦で走りやすいコースです。
折り返してゴール手前は北海道大学の構内を走らせてもらえるのがよいです。
沿道の応援も多く、モチベーションを保って走り続けられます。

注意点

  • スタート地点に着くまでに時間がかかる。

わたしはCブロックでしたが、約50秒かかりました。
スタートまでにブロックの中で30分程度待たなければならない。
トイレも並ばなければなりませんから、ぎりぎりにトイレに行くとしても、約30分は待つことになります。
わたしはスタート早々トイレに行きました。
また、北海道と言っても日向は暑いので、ブロックによっては日向で30分間待たなければならない、ということになります。

  • エイドの給食はそれほどない

給水は水が多いです。スポーツドリンクもありますが、すべての給水所にあるというわけではありません。
また、参加者が多いので、紙コップが路上に散乱して給水所の辺りは走りにくいです。
給食もバナナ、ミニトマト、スイカやバームクーヘンなどありますが、それほど多くはありません。
ゴールに時間がかかる人は、自分でエネルギーゼリーなど携帯したほうがよいでしょう。

  • 暑い

本州より気温が低い(24℃くらい)、と言っても、やはり夏の大会です。
直射日光の下を走れば暑いです。
体力が奪われます。
スポンジや氷が用意されているので、それらを上手に利用して走るのがよいです。

  • 参加者が多い

北海道マラソンは参加者が1万7千人です。
スタート地点に着くまでに時間がかかりますが、当然コース上にも人が多いです。
スタートから数キロは混雑して走りにくいです。
ひじや手が当たる。足が当たりそうになる。肩がぶつかる。
それを避けるために、縫うようにして走らなければならない。
そのようなことが起こります。

また、給水テーブルに近づくのがたいへんでコース取りを考えるのにストレスを感じることが多々ありました。

  • ゴール後の食べ物が少ない

ゴール後は、メダルとタオルと水をもらえますが、大通公園内で食べられるところがありません。
コース上のエイドと同じく、バナナとミニトマトはあります。
「白い恋人」1枚とアイスコーヒーがとてもおいしかったですが、軽食をとれるところがないので、走り終わって疲れた体でお店を探さなければなりません。
着替えなくてもそのままで食べられるところがあるとうれいいですが、地域振興のために地元のお店を利用してください、ということでしょう。

良い点

  • 大会運営がスムース

ゴールからチップの取り外し、記録証の発行、手荷物預かりの返却まで、動線が考えられており、スムースでした。
その分、走り終わっても歩き続けなければならないということはありますが。
エイドもランナーの数の割には、スムースでした。
ボランティアがよく動いてくれ、困るようなことはありませんでした。

  • 応援が多い

地元の人や高校生の吹奏楽団などの応援が多く、ランナーを励ましてくれました。
地元の方の心が伝わりました。

以上のようなことを踏まえて、ぜひ北海道マラソンを走ってみてほしいと思います。
宿泊することが前提なので、エントリーは宿泊付きのものにするとよいと思います。

この記事は私が書いたよ!

柚木雅子

柚木雅子 パーソナルランニングコーチ / 女性

50代市民ランナー。パーソナルランニングコーチ。 40歳をすぎた頃から起き上がれないほどの腰痛に悩まされ、運動不足を解消するためにウォーキングを始めました。 そこからランニングに移行し、今ではマラソン自己ベスト3時間19分。 ランニング超初心者のみなさん、シニアランナーのみなさん、楽しくいっしょに走りましょう。 ウォーキングだけでももちろんOK。 楽しく体を動かして健康的な体をつくりましょう。

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